楽しい歴史クイズ

室町時代

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目次
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  • 室町幕府と南北朝
  • 東アジアの動き
  • 戦国時代
  • 室町時代の生活
    • ①室町時代の産業
    • ②農村の変化
    • ③室町文化
  • 中世の世界
    • ①イスラム世界
    • ②ルネサンスと宗教改革
    • 大航海時代だいこうかいじだい
  • 室町時代のおわり

足利あしかがたかうじせいたいしょうぐんに任命され、 15代足利あしかがよしあきのぶながによって追放されるまでの230年ちょっとを 室町時代むろまちじだい という。京都のむろまちに幕府があったんだ。

室町幕府と南北朝

だいてんのうとうばくうんどうがうまくって、かまくらばくが滅んだ。 どうなったかというと…

  • けんしんせいだいてんのう による中心の政治。武士の不満もあってわずか2年で終わってしまった。

ここでなんとちょうていが2つに分かれてしまう。 京都のほくちょうに対抗して、 よし(奈良県)で後醍醐天皇がなんちょうを開いたんだ。 以降60年じゃくほくちょうなんちょうから天皇が出る、混乱の時期が続いたんだ。むろまちだいの前半は、なんぼくちょうだい でもあるんだね。💔

  • むろまちばく1338年、足利あしかがたかうじほくちょうからせいたいしょうぐんに任命され、幕府を開いた。
  • しゅだいみょうしゅは、とうや新しく出てきた武士をしたがえ、より強力なしゅだいみょうになった。室町幕府のナカミは有力な守護大名のれんごうせいけんだった。

しゅだいみょうをふくむ国内の武士が、 なんぼくちょうのあっちの味方したりこっちの味方したりして戦乱が続いたんだけど、 1392年室町幕府3代足利あしかがよしみつのときに 南朝が北朝に吸収されて一段落したよ。

東アジアの動き

お隣の中国や朝鮮との間にもいろいろあった。

  • こう西日本では中国や朝鮮とのこうえきかつどうが盛んだったんだけど、かいぞくを行うものが出て、中国や朝鮮の沿岸を荒らしたんだ。室町幕府の3代足利あしかがよしみつはこれを禁止したよ。
  • みんこのころ中国ではげんのモンゴル民族を北へ追いやり、かんみんぞくみんが建国された。
  • かんごう貿ぼうえき日本と明が行った貿易。商売相手を確認するために、かんごうというふだを使ったことからこう呼ばれる。
  • ちょうせんこく朝鮮半島ではせいけいこうらいを倒して、ちょうせんこくを建国した。ハングル文字を作ったよ。
  • りゅうきゅうおうこく今の沖縄。15世紀にしょうが建国。東アジア、東南アジアを結ぶちゅうけい貿ぼうえきで栄えた。

戦国時代

室町時代の半ばにおうにんらんがおきて、 そこから100年間、だいみょう(守護大名)が天下を取り合う せんごくだい に突入するんだ。

  • おうにんらん1467年、日本を二分しての大きな内乱がおきた。きっかけは8代将軍足利あしかがよしまさのあとつぎ問題だったんだけど、有力しゅだいみょうやまほそかわを巻き込んで、どんどん大きくなってしまった。戦乱で京都は焼け野原になってしまった。
  • こくじょう下の者が上の者を実力で打ち負かすふうちょうのこと。オレのほうが偉いから大丈夫とかだんしていると、ズバっとやられちゃう。
  • せんごくだいみょうせんごくだいこくじょうあたりまえの世の中で、実力でりょうを勝ち取って支配する大名のことだ。有力大名には中国地方の(広島県)をきょてんとしたもう(山梨県)のたけ、関東を拠点としたほうじょうなどがいた。
  • ぶんこくほう戦国大名が戦いにまつわるあれこれを定めた法律。
  • じょうまち大名のお城を中心としたまちづくりがひろがった。

室町時代の生活

①室町時代の産業

戦国時代でうかうかしていられない世の中だけど、産業もかなり発展したよ。

農業もうさくぎゅうこうが広がり生産性がアップ。商品作物としてあさ、茶、くわ、あいなどを作るようになった。 また、地方の特産物がふえた。きぬおりもの西にしじん博多はかた)、酒、とう)などがある。

商業ていいちがひらかれ、みんせんそうせんが使われていた。

  • といまるとい と呼ばれることもある。船でぶっうんそうし、港町でかんかんなどをおこなった。🚢
  • しゃくこっちは陸送。馬で荷物を運ぶ。🐴
  • そう金貸し。もともとは倉庫の商売。
  • さか金貸し。本業は酒屋さん。🍶
  • 同業の組合。商売を独占して自分たちを守るんだ。

いろいろなタイプの町もできてきた。

  • じょうまち城の周りにつくられた町。わらほうじょう、神奈川)、山口やまぐちおおうち、山口)、駿すんいまがわ、静岡)などがある。
  • もんぜんまち大きなお寺の門前に作られた町。長野のぜんこうなどがある。
  • みなとまち港のまわりにつくられた町。さかい(兵庫県)など。

京都では有力な商工業者があつまって まちしゅう としてを行うこともあったよ。

②農村の変化

農村では農民の団結がすすんだ。

  • そうそんそう と言われることもある。村ごとにつくった自治を行う集まりだ。よりあい でいろいろなことを話し合って決めていた。さんや用水の使い方、村の決まりごとなどを決めていたようだ。
  • いっ「つちいっき」と言われることも。農民が団結しりょうしゅに反抗し、ねんを少なくしてくれとか、とくせい(借金をなくしてくれ、減らしてくれ)などを要求するんだ。

いっは追い詰められた農民の最後の手段。原因や要求する内容もいろいろあったようだ。

  • やましろのくにいっやましろのくに(京都)であらそっていた守護大名の軍勢を、こくじんというざむらいが加わったいっが追いはらい、自治を行った。
  • がのいっこういっ(石川県)でいっこうしゅうじょうしんしゅう)のお坊さんたちが守護大名のがしを滅ぼし、100年近く自治を行った。

③室町文化

室町の文化の特徴はの文化の融合、そこにぜんしゅうの影響が加わったことだ。前半はきたやまぶん、後半はひがしやまぶんとよばれる。

  • きたやまぶん3代足利あしかがよしみつが建てさせた きんかく がその代表だ。の文化の融合がみられた。
  • ひがしやまぶん8代足利あしかがよしまさが建てさせた ぎんかく がその代表だ。かんだけど深みのある味わいが特徴。
  • しょいんづくり禅宗のお寺の様式。たたみ、 しょう、ふすま、とこがあるのが特徴。
  • すいぼく墨で描かれた絵。せっしゅう という禅宗のお坊さんが、いろいろな地方へおもむいて描いたものが残っている。
  • げいのう平安鎌倉時代にはでんがくさるがくが人気があった。さるがくを発展させて のうきょうげん を作った。
  • ちゃちゃてて人にふるまうしきが盛んになる。どう。🍵
  • ばな花をけてかんしょうする芸術がかくりつした。どう。🌷
  • れん多人数で五七五七七の歌のやり取りを続けることだ。戦国大名の間では大切なきょうようとされたらしい。いくさに強いだけじゃダメなんですね。
  • とぎぞう絵入りの短編物語。「浦島太郎」や「一寸法師」も入っている。人びとに広がったよ。絵が入ると楽しいよね。

中世の世界

飛鳥時代から室町時代にかけて、世界では何が起こっていたんだろう。 ここでは大きなイベントをピックアップしていこう。 まずは記憶の骨を作ってから肉付けするのがコツ。🍗

①イスラム世界

7世紀のはじめにメッカの商人 ムハンマド が、 3大宗教の1つである イスラムきょう を創始した。 ムハンマドのあとをついだ者たちが、 イスラムていこくという大帝国を建設したよ。

ここで悲劇がおこる。 イスラム教とキリスト教の両方にとって、 エルサレム(現在のイスラエルにある)という場所が、 せいなんだ。 ここがイスラム帝国のりょうとなったため、 キリスト教側(ざっくりいうとヨーロッパ)が取り返そうとして、 長い争いになった。

  • じゅうぐんキリスト教世界による聖地エルサレムのかいふくうんどう。11世紀から13世紀の200年間にわたって、7回の遠征が行われた。🗡🛡

この遠征は失敗におわり、キリストきょうかいローマきょうこうおとろえをまねいた。

②ルネサンスと宗教改革

キリスト教がローマ帝国のこっきょうになってから、 ヨーロッパでは新しい文化がうまれにくくなっていた。 それでも15世紀、 ぶんがくかいけんちくをはじめとするいろいろな分野で、 新しい動きがおきてきた。

  • ルネサンス「再生」を意味する言葉。古代のギリシア・ローマ時代の芸術や文化を通じて、人間とは何かを見直す動きがおこり、人びとの個性がそんちょうされるようになった。

ルネサンスによって科学も発展した。やくしんばんの改良がすすんだ。かっぱんいんさつによって本が安くなり、聖書や文芸・科学などの本が出回るようになったよ。

ルネサンスをきっかけにキリスト教にも変化があったんだ。 ローマ教皇がだいせいどう改修のお金集めのために、 めんざいを発行した。 これを買えばつみが軽くなるというものだ。

  • しゅうきょうかいかく ルター(ドイツ)やカルバン(スイス) が、免罪符でお金を集めるきょうかいのあり方を批判。もともとあったカトリック(旧教)から プロテスタント (新教)が分かれて、2つの教派きょうはの間でしゅうきょうせんそうとなった。
  • はんしゅうきょうかいかく大きくなるプロテスタントにかんをもったカトリックは、はいがひどいカトリック教会のあり方をただすために、改革をおこなった。

はんしゅうきょうかいかくで中心となって活動したのがイエズスかい。このあとキリスト教をきょうするために、日本にやってくるぞ。

大航海時代だいこうかいじだい

やがて船で世界中をめぐるだいこうかいだいがやってくる。 15世紀、ヨーロッパからアジアへ向かう地中海・アラビア半島などの貿易路は、 イスラム商人に独占されていた。 こうしんりょうなどアジアの特産品を求めて、新しいこうを切り開いていったんだ。 活躍した人たちをみてみよう。

  • コロンブス1492年、太平洋を横断し西インド諸島にとうたつ。到着地点は北アメリカ大陸だったんだけど、当初の目的地のインドだと勘違いして、西インド諸島って名前をつけちゃった。
  • バスコ・ダ・ガマ1498年、ぼうほう(アフリカ大陸なんたん)経由でインドにとうたつ
  • マゼラン1522年、マゼランのかんたいがついに、史上初のかいしゅうこうを達成した。マゼラン自身はフィリピンで戦死してしまったんだけど、あとをひきついだ部下が達成したよ。

たどりついた新大陸の国々と、ヨーロッパの間でこうえきや争いが始まった。ポルトガルはアジアに進出し、とうほう貿ぼうえき を独占した。スペインは南アメリカなどの新大陸に進出し、アステカていこくインカていこくせいふくした。16世紀末に、ちょっとおくれてオランダイギリスも海外へ進出しはじめる。

日本の戦国時代はそんな時期だったんだ。 さあ、日本にヨーロッパの船がやってくるぞ。

室町時代のおわり

戦国時代に日本におとずれたヨーロッパ人が伝えたもの。

  • キリストきょうついに日本にもキリスト教がでんらいした。イエズス会を作ったメンバーの1人でもあるフランシスコ・ザビエルが来日し、きょうしたんだ。民衆にも広がり、キリスト教に改宗したキリシタン大名もうまれるよ。
  • てっぽうたねしま(鹿児島)にひょうちゃくしたポルトガル人から、鉄砲が伝来した。

鉄砲でいくさのあり方が大きくかわってしまった。それまでは「強い武士がたくさんいるイコール強い軍」だったんだけど、鉄砲があればでズドンで終わりだからね。近江おうみ(滋賀)などで国内生産がはじまって、戦国時代の国内統一がはやまったんだ。

外国との商売もさかんになったよ。

  • なんばん貿ぼうえきポルトガル・スペインとの貿易。ひらながさき(両方とも長崎県)がきょてんとなった。

戦国時代、有力な大名がはげしい領土の取り合いをしている中で力をつけてきたのが のぶなが だ。このころは足利あしかがに力はなく、よしじっけんをにぎっていたんだ。信長は室町幕府15代将軍足利あしかがよしあきを立てて京都に入り、室町幕府の力を一時的に復活させた。でもそのあと義昭を追放して、ここで室町幕府は終わってしまったんだ。

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